今さらですが「映画ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー・・・ですか!?」の感想。

11月6日の土曜日、ハートキャッチプリキュアの劇場版「映画ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー・・・ですか!?」を観てきました。
一言でいうならプリキュアの劇場版史上最高傑作でした!
もうねDXシリーズすらしのぐ出来の良さです。
なんで今さらこんな記事かというと……これ、その翌週に書き上げたんですが投稿するのを忘れていた記事でした……。

「映画ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー・・・ですか!?」オープニング&エンディング主題歌シングル
工藤真由 with ハートキャッチプリキュア 池田彩 with ハートキャッチプリキュア 池田彩 with ハートキャッチプリキュア 工藤真由 with ハートキャッチプリキュア
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以下感想、ネタバレも含みます。
あらすじ。
ここは花の都パリッ!つぼみ、えりか、いつきたちは、エッフェル塔を見て大ハシャギ!
なぜ彼女たちがパリにいるかというと・・・なんと、えりかのお母さんが経営するファッションショップ・フェアリードロップがパリへ進出!
そのお披露目のファッションショーに、つぼみたちがモデルとして参加することにッ!!
えりかの姉で現役モデルのももか、かつてキュアムーンライトだった月影ゆり、もちろんシプレ&コフレ&ポプリも一緒ですッ。
早速、オシャレなパリの街を散策するつぼみたち。
ところが、なぜか街には警官がいっぱい!?
フランスでは近頃、満月の夜に狼男が出るというウワサがあるらしく・・・。
そんな中、おばあちゃんの言葉を思い出し、パリにあるたくさんの花を探すつぼみの前に、狼男ならぬ傷だらけの少年・オリヴィエが空から降ってきたッ!?
目の前で倒れたオリヴィエをホテルへ連れて帰り、看病するつぼみたち。
だが、意識の戻ったオリヴィエは窓から逃げ出してしまう。
ここ3階なんですけ・・・ 慌てて後を追うつぼみたちの前に、今度はデザトリアンが出現ッ!?
なんでパリに、デザトリアンが・・・!!?
つぼみ、えりか、いつきは早速、キュアブロッサム、キュアマリン、キュアサンシャインに変身!
ところが、現れたデザトリアンはオリヴィエだった!!!
プリキュアたちにより、ようやく元の姿に戻ったオリヴィエ。
彼を操ろうとしてたのは、400年前、砂漠の使徒が地球に初めて送り込んだ男で、初代プリキュアによってモンサンミシェルに封印されたサラマンダー男爵だった。
男爵は、オリヴィエを狼男に変えて、世界を破滅させようとしていたのだ!!
「わたし、堪忍袋の緒が切れました!オリヴィエを絶対に守ります!」
ブロッサム、マリン、サンシャイン、そしてキュアムーンライト――
今、最強のプリキュアチームが実現!
4人が力を合わせて、かつてない最強の敵に立ち向かうッ!!
お願いです!私たちプリキュアに、みなさんのこころの花のパワーを貸してくださいッ!
公式から引用してみましたけど……意外とストーリーまんまだった!公式のストーリーで結構ネタバレしてるんだなぁ、今後見るとき気をつけないと。
率直にこの映画の良かったところはなにより「つぼみが主人公だった」ところにあると思います。
テレビで放送している「ハートキャッチプリキュア」は……大好きです。大好きなんですけどそれなりに不満があります。それはキュアサンシャインが出て、ブロッサムやマリンより目立つ変身シーンが与えられて、しかも3人で変身するときはブロッサム+マリンの2人変身+サンシャイン一人変身のシーンで組み合わせと……。まあ予算の都合もあるでしょうからこういう使い回しの仕方はしょうがないとは思うんですが……。
さらにゆりさんがムーンライトとして復活することで、もうブロッサムとマリンの存在感がすっかりと薄くなってしまい……それどころか武術をやっているサンシャインですら足下にも及ばない存在として君臨してしまい「ハートキャッチプリキュア」は、ブロッサムが主役と思っていたが実はムーンライトが主役だった、というそんなオチにすら見えてしまうありさま……。
自分はこの展開に不満がありありだったんです……。
今後の展開を考えてもゆりさんがストーリーの中央にいるのは揺るがないのかなぁって気はしています。いや、正確にはプリキュアと砂漠の使徒の話、っていうのかな……。花咲つぼみが居て彼女が中心のプリキュアがあって、敵がいて……っていう従来のプリキュアの枠組みとはちょっと違うストーリー展開なんだなぁって思うのです。
つぼみやえりかから見るとある意味先代のプリキュアであるゆりさんが復帰した以上はリーダー的存在だし、そうなるとポジション的にリーダーだから主人公、っていう今までのプリキュア的な図式とはちょっと違ってきちゃう……。故にストーリー展開もつぼみが中央にいるわけじゃなくなっちゃう……って感じるんですが、そこがこう不満の一つだったんですよね。
で!ですよ。話は戻るんですがこの劇場版はぶれることなく「花咲つぼみが主人公だった」ってところがすごくグッときました。
オリヴィエに会ったのもつぼみ、彼を守りたいって願ったのもつぼみ。もちろん戦うのはプリキュアだし、最後にそこから何かをつかみ取るのはオリヴィエ自身なんですが、そのそばにいてオリヴィエのことを思って一番手を貸すのは、いや貸すというより世話を焼くというのか、それがつぼみでした。
最初は史上最弱のプリキュアといわれ、えりかがプリキュアになって一緒に戦う中で成長して、サンシャイン、ムーンライトという強力な仲間も手にした彼女。そんな物語の中で大きく成長して大きく変わった彼女が、自分がいっぱい助けてもらったからこそ自分も誰かを助けたいんだって願った、そんなTVシリーズの初期からの流れを汲む見事なストーリーだったと思います。
多分劇場版を作り始めた時期とかによるんでしょうけど、ゆりさんのキャラ付けがなんか今見てるテレビシリーズと微妙に違った気がするのは気のせいでしょうかね……。やたらメガネをクイックイッしてて面白かったけど……ゆりさんってそんなキャラだったっけ……みたいな。
本編はこれから各キャラにスポットが当たって、それこそ砂漠の使徒の幹部やダークプリキュアの回とかも出てくるでしょう……。もちろん最後はつぼみの話になって成長モノとして締められて終わるんだろうと思ってますが、この劇場版はつぼみの成長の一つの形としてすごく良い映画だったな!と思います。

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